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【アジア航測はやばい?】年収・評判・残業の実態を現役大手社員が解説

企業研究

※本記事にはプロモーションが含まれます

「アジア航測って測量の会社?建設コンサルなの?」

「年収や残業の実態はどうなの?」
「『やばい』って検索候補に出てくるけど大丈夫?」

アジア航測への転職や就職を調べていると、こんな疑問が出てきますよね。

この記事では、現役の大手建設コンサルタント社員である筆者が、アジア航測の年収・残業・評判の実態を、有価証券報告書のデータと口コミの傾向分析から整理しました。

先に結論を言うと、アジア航測は口コミ評価が業界内でもかなり高い部類の会社です。ただし「年度末の忙しさ」と「給与の構造」には知っておくべきクセがあります。数字と傾向で冷静に判断していきましょう。

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アジア航測はどんな会社?【「技術のアジア」と呼ばれる空間情報のパイオニア】

アジア航測は1949年設立の空間情報コンサルタントです。

空間情報コンサルタントとは、航空機やレーザ計測で地形・地物のデータを取得し、地図づくりから防災・インフラ管理まで幅広く活用する仕事のこと。建設コンサルタント事業も手掛けています。

項目内容
社名アジア航測株式会社
設立1949年
本社神奈川県川崎市(新百合ヶ丘)※本店は東京都新宿区
従業員数1,379名(2025年9月期)
上場東証スタンダード(証券コード9233)
得意分野航空レーザ計測・砂防/火山防災・環境・GIS

航測大手3社の一角

航空測量の業界は、パスコ・国際航業・アジア航測の3社が大手と呼ばれます。

アジア航測は、空中写真から地図を量産する技術(解析航空三角測量法)を世界で初めて実用化した会社で、「技術のアジア」と呼ばれてきました。近年は航空レーザ計測や火山・砂防の防災分野で強みを発揮しています。

👷 現役の視点
業界内から見た、正直なイメージを言うと:
  • 「アジア航測のここが他社より優れている」と具体的に語れる人は少ない
  • ただ昔から先進的なことをやっている会社というイメージは確かにある
  • 航測3社の中で一番名前を聞く機会が多いのもアジア航測
  • 空間情報はDXでこれから強くなる分野。位置取りとしては面白い

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アジア航測が「やばい」と言われる理由5選【評判・口コミの傾向分析】

複数の口コミを分析すると、ネガティブな評判は大きく5つの傾向に集約されました。

01繁忙期(10〜3月)の残業集中最多の不満

最も多かったのが年度末の忙しさ。公共事業は年度末納品が集中するため、10〜3月は終電・休日出勤が続くという指摘が、退職検討理由でも最頻出でした。逆に4〜9月は余裕があるという声が多く、季節の波が極端な働き方です。

02基本給が低めで、賞与頼みの年収構造給与の構造

基本給は低めで賞与のウェイトが大きいという指摘が多数。好業績期には賞与が年6〜9ヶ月分出た時期もある一方、直近は4〜5ヶ月分にとどまるとされ、業績によって年収が振れやすい構造です。

03年功序列と「相対評価」評価制度

昇給は年数千円程度で、評価は部署内で分布を作る相対評価頑張っても頑張らなくても差がつかないという不満が、複数の年代で共通していました。部署の業績に個人の評価が引っ張られる仕組みへの指摘も。

04人材育成が弱く、中間層が薄い育成スコア2.3

評価スコアで人材の長期育成は2.3と最弱点。教育は部署・上長依存で、中途入社へのフォローも少なめという傾向。中間層が薄く、若手とベテランで回す構造への言及も複数ありました。

05古い体質・社内DXの遅れ社内文化

対外的にはDXを掲げる一方で、社内システムは非効率、在宅勤務の可否が上長次第という指摘が複数あります。真面目で堅実な社風の裏返しとして、保守的・年功的な文化が残っているようです。

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総合スコアは3.08で業界内で上位26%。「やばい会社」というより、堅実だけど給与と繁忙期にクセがある会社というのが実態に近いよ!

評価スコアで見るアジア航測

口コミの評価スコアを項目別に並べると、アジア航測の性格がはっきり出ます。

法令順守意識3.9
風通しの良さ3.2
社員の士気3.1
20代成長環境3.0
待遇面の満足度2.9
人事評価の適正感2.9
社員の相互尊重2.9
人材の長期育成2.3

※口コミサイト回答者による5点満点評価(出典は記事末尾)。実際は部署・時期により異なります。

法令順守意識3.9が突出して高いのが特徴。官公庁相手の堅実な社風がスコアにも表れています。

アジア航測の年収はやばい?【平均730万円・賞与で振れる】

有価証券報告書ベースの平均年収

まずは公式の数字から。有価証券報告書の推移がこちらです。

年度平均年収
2023年9月期793万円(ピーク)
2024年9月期780万円
2025年9月期730万円

※平均年齢44.5歳・平均勤続13.7年

ピークの793万円から730万円へ下がっているのは、賞与ウェイトが大きい給与構造ゆえ。業績連動で振れる点は覚えておきましょう。

大手建設コンサル・同業との比較

この730万円が高いのか低いのか、大手建コンと同業に並べて確かめます。

建設技術研究所970万円
日本工営926万円
八千代エンジニヤリング864万円
アジア航測730万円
長大675万円
国際航業(参考)500〜540万円

※各社の有価証券報告書より(建設技術研究所は2025年12月期、アジア航測は2025年9月期、長大は持株会社化前の最終有報2021年9月期)。八千代エンジニヤリングは非上場のため口コミ×補正による推定値、国際航業も非上場のため口コミデータの参考値です。

大手建設コンサルと比べると一段低いですが、測量・空間情報業界の中では高水準という口コミ傾向でした。

比較した各社のリアルは、それぞれ個別記事で深掘りしています。
【建設技術研究所はエリート?】年収970万円・業界トップの実力
【日本工営は勝ち組?】年収926万円(2023年6月期)・業界最大手の実態
【長大はやばい?】橋梁トップ企業の年収・評判
【建設コンサルタントの年収ランキング】業界全体を俯瞰する

若手の実態と「実質年収」

口コミの回答者データ(平均年齢34歳)では、平均565万円という結果でした。ただし、アジア航測には額面に表れない強みがあります。

  • 住宅補助・借り上げ社宅がかなり手厚い:6万円相当の物件に数千円負担で住めるという趣旨の声が複数(新卒〜若手)
  • 資格手当が充実:会社指定資格で毎月支給

額面の低さを福利厚生で底上げするタイプの会社です。若手の実質的な可処分所得は、額面の印象より良いと考えられます。

▶ 資格を軸にキャリアを考えるなら:【技術士は転職に必要?】現役が語る「取得を待つのは悪手」な理由

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アジア航測の残業はやばい?【平均35.1hだが「季節の波」が極端】

残業は平均だけ見ると業界標準です。ただし年間の波を見ると印象が変わります。

指標アジア航測業界平均
月間残業時間35.1時間34.2時間
有給休暇消化率70.7%56.7%

平均だけ見ると業界並み。しかも有給消化率70.7%は業界平均を14ポイントも上回る優秀な数字で、「80%以上消化している」という回答が最多(約3割)でした。

ただし、本当の姿はこの「季節の波」です。

時期働き方の実態(口コミ傾向)
🌤️ 4〜9月(閑散期)余裕あり。夏季休暇5日を自由に取れて9連休も可能
⛈️ 10〜3月(繁忙期)終電・休日出勤の声多数。年度末がピーク
  • 月80時間以上の回答が約1割(部署・時期による差が大きい)
  • 過去の口コミにはサービス残業の言及もあり(近年の口コミでは減少傾向)
  • 災害時は緊急対応あり(防災企業の宿命)

つまり「年間平均はまとも。ただし年度末の谷は深い」という、公共事業系の波が強めに出る会社です。

▶ 業界全体の残業事情は【建設コンサルの残業&繁忙期】月平均30〜100時間?で詳しく解説しています。

アジア航測の良い評判・強み【業界内では「ホワイト寄り」】

😌
社風が「業界で一番ゆるい」と言われる働きやすさ

同業から移ってくると驚くほど穏やか、人情味のある人が多い、という受け止めが複数あります。法令順守意識3.9という高スコアは、官公庁相手の堅実な社風の表れです。

🏖️
有給が取りやすい(消化率70.7%)

業界平均を大きく上回る消化率。閑散期のメリハリがはっきりしているのも好材料です。

🏠
社宅・住宅補助が手厚い

若手の生活コストを大幅に下げてくれる制度。「新卒1人暮らしのハードルが低い」のは隠れた強みです。

🛰️
技術への誇りと先進分野

「技術のアジア」の伝統。航空レーザ計測・砂防/火山防災は業界トップ級で、災害対応で社会貢献を実感できるという声も。女性社員による総合評価3.5以上のバッジが付くなど、女性の働きやすさの評価も比較的高めです。

▶ 「働きやすさ」で会社を選ぶなら:【建設コンサル・ホワイト企業ランキング20社】現役が比較

👷 現役の視点
空間情報系の人材の市場価値は高いと思います。
  • DXが進むほど、情報系のスキルはCIM(土木の3Dモデル活用)やAIと相性が良い
  • 橋梁のような「昔からの需要」と違い、「これから伸びる需要」を取りに行ける
  • 空間情報×防災の経験を積めば、建設テックやインフラDX系への道も開ける

アジア航測に向いている人・向いていない人

✅ 向いている人
  • 測量・空間情報・防災(砂防/火山)の技術を極めたい人
  • DX・GIS・レーザ計測など先進分野でキャリアを作りたい人
  • 有給・社宅など働きやすさと福利厚生を重視する人
  • 穏やかな社風でコツコツ働きたい人
❌ 向いていない人
  • 年度末の繁忙期集中がどうしても無理な人
  • 成果をすぐ給与に反映してほしい人(相対評価・年功序列)
  • 体系的な教育・育成を求める人
  • 大手建設コンサル並みの年収水準を求める人
👷 現役の視点
「自分ならアジア航測に行くか?」への正直な答え:
  • 私なら土木色が少し強めの国際航業を選ぶかも(私が土木側の人間なので)
  • 測量・情報系を軸にするならアジア航測は十分に有力
  • 3社(パスコ・国際航業・アジア航測)の立ち位置に大差はない。「どの分野の仕事をやりたいか」で選ぶのが正解

▶ 姉妹記事:【国際航業はやばい?】年収・残業・評判の実態を現役大手社員が解説

アジア航測への転職・アジア航測からの転職を考えるなら

アジア航測に入りたい人へ

空間情報×防災の分野では国内有数の環境です。航測3社や建設コンサル各社と比較検討してから決めるのがおすすめ。

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アジア航測から転職を考えている人へ

空間情報・GIS・レーザ計測の経験は、DX時代に価値が上がる一方です。業界内はもちろん、建設テック・インフラDX方面への展開も狙えます。

まずは航測3社や建設コンサルなど同業で条件を上げるのが基本です。そのうえで、業界の年収レンジそのものを超えたい場合にコンサルファームが選択肢に入ります。

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まとめ【アジア航測は「堅実ホワイト寄り、ただし年度末と給与構造にクセ」】

  • アジア航測は航測大手3社の一角で「技術のアジア」と呼ばれる空間情報のパイオニア
  • 口コミ総合スコアは業界上位26%。「やばい会社」ではなくむしろ堅実
  • 年収730万円(有報)は大手建設コンサルの一段下。賞与依存で振れやすいが社宅・住宅補助が手厚い
  • 残業は平均35.1hだが10〜3月の繁忙期集中が最大の注意点。有給消化率70.7%は優秀
  • 弱点は育成の弱さ・年功序列・相対評価
  • 空間情報×DXの市場価値はこれから上がる。分野で選ぶなら有力な一社

🏢 他社の実態も見る|企業研究インデックス

気になる会社は、同じ切り口(年収・残業・評判)で1社ずつ調べています。

総合建設コンサル大手

測量・空間情報・地質系

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大手5社を横並び比較|日本工営・CTI・パシコン・オリコン・八千代

※本記事の口コミの傾向分析は、転職口コミサイト(OpenWork・アジア航測株式会社・355件・2026年7月時点)をもとに、個別の引用ではなく全体傾向をまとめたものです。評価スコア・残業時間・有給消化率・回答者平均年収も同サイトの集計値です。
※年収データは有価証券報告書(アジア航測 9233・2025年9月期ほか)を基準とし、口コミデータは参考値として扱っています。国際航業は非上場のため口コミデータの参考値です。
※記事内の見解は筆者個人の経験に基づくものであり、転職の成果を保証するものではありません。情報は2026年7月時点のものです。転職の判断は必ず最新の募集要項をご確認ください。

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