「建設コンサルの大手って結局どこがいいの?」──そんな悩みを持つ転職検討者向けに、現役大手社員の視点で 大手5社 をフラットに比較します。
取り上げるのは以下の5社:
- 日本工営(業界最大手・バランス型)
- 建設技術研究所(CTI)(河川の王者)
- パシフィックコンサルタンツ(道路・港湾・トンネルの3冠)
- オリエンタルコンサルタンツ(鉄道1位・道路2位)
- 八千代エンジニヤリング(河川分野で業界TOP3)
残業時間・年収・強み分野・社風を 口コミ・公表データから客観的に整理。「どこが自分に合うか」が判断できる内容にしました。
① 大手5社の基本スペック一覧
まずは5社のスペックを横並びで。残業時間・有給消化率・口コミ件数・売上規模を比較表にしました。
| 会社 | 残業/月 | 有給消化 | 口コミ件数 | 売上規模 |
|---|---|---|---|---|
| 日本工営 | 37.3h | 61.7% | 1,082件 | 業界1位 |
| 建設技術研究所 | 38.7h | 58.0% | 約500件 | 業界2位 |
| パシフィックコンサルタンツ | 41.2h | 61.1% | 約400件 | 業界3位 |
| オリエンタルコンサルタンツ | 49.3h | 52.2% | 660件 | 業界4位 |
| 八千代エンジニヤリング | 38.5h | 59.4% | 555件 | 業界6位 |
② 年収・残業で比べる大手5社
年収と残業時間を視覚的に比較します。
平均年収(口コミ・公表データベース)
💰 大手5社の平均年収比較
※ 補正係数 ×1.316 は、上場2社の「有報÷OpenWork比」の平均から算出した推定値です。非上場3社の数値はあくまで参考値としてご覧ください。
月間残業時間
年収は CTI>パシコン>日本工営>八千代>オリコン の順(補正後)。CTIとオリコンで約140万円差。残業は 日本工営が最も少なく、オリコンが最も多い。
🏆 5社の年収・残業を見て「結局どこが合う?」と迷ったら
求人票ではわからない実際の社風・残業実態は、建設業界特化のエージェントに聞くのが早道。5社すべての非公開求人を扱う建設JOBsなら、あなたの経歴でどこが狙えるかまで無料で教えてくれます。
③ 5社の「強みキャラクター」を整理する
建設コンサルタンツ協会の部門別売上ランキングから、5社それぞれの「得意分野」をまとめます。同じ大手でも個性がはっきり違います。
🏗️ 日本工営:業界最大手・バランス型
業界売上1位の最大手。河川・港湾・鉄道の3分野でTOP3に入る 総合バランス型。海外案件も豊富で、JICAなどODA案件の主要プレイヤー。
→ 詳しく: 日本工営は勝ち組?年収・将来性を解説 / 日本工営はやばい?ブラックと言われる理由
🌊 建設技術研究所(CTI):河川の王者
河川・治水分野で 圧倒的業界1位(売上221億円)。河川売上は2位の日本工営の1.6倍。「河川といえばCTI」と言われる専門特化の代表企業。
→ 詳しく: 建設技術研究所はエリート?年収・技術力を解説 / 建設技術研究所はやばい?激務・口コミ
🛣️ パシフィックコンサルタンツ:インフラ整備の3冠王
道路・港湾・トンネルで 業界1位を3冠。インフラ整備系の総合力ではトップクラス。空港・鉄道案件にも強く、案件の幅が広い。
→ 詳しく: パシフィックコンサルタンツやばい?年収・評判の実態
🚉 オリエンタルコンサルタンツ:鉄道1位・海外に強い
鉄道分野で 業界1位(売上の52.7%) の専門特化。グローバル子会社(OCG)が海外鉄道で実績多数。道路2位も強み。
→ 詳しく: オリエンタルコンサルタンツはやばい?評判の実態
🌊 八千代エンジニヤリング:河川特化の中堅大手
河川分野で業界TOP3(建技研・日本工営に次ぐ)。総売上規模は業界6位の中堅だが、河川分野では大手と肩を並べる専門特化型。
→ 詳しく: 八千代エンジニヤリングはやばい?ブラック・残業・年収
④ こんな人はどこを選ぶ?タイプ別おすすめ
「結局自分はどこに行くべき?」と迷う方向けに、タイプ別のおすすめを整理しました。
| こんな人は… | おすすめ会社 |
|---|---|
| 年収を最重視 | CTI(995万)・パシコン(969万) |
| 河川・治水でキャリアを積みたい | 建設技術研究所>日本工営>八千代 |
| 道路・港湾・トンネル | パシフィックコンサルタンツ |
| 鉄道分野で勝負したい | オリエンタルコンサルタンツ |
| 海外案件・グローバル志向 | 日本工営・オリコングローバル |
| 残業を抑えたい | 日本工営(37.3h)or 建技研(38.7h)or 八千代(38.5h) |
| 専門特化で深掘りしたい | 建技研(河川)・オリコン(鉄道)・八千代(河川) |
| 幅広く経験を積みたい | 日本工営・パシコン |
⑤ 転職難易度・求人の出方
大手5社の転職難易度は どこも中〜やや高め。新卒採用は土木系修士の上位校が中心で、中途は実務経験+資格(技術士・RCCM)が重視されます。
| 会社 | 難易度の特徴 |
|---|---|
| 日本工営 | 業界1位・採用枠多いが競争率高い |
| 建設技術研究所 | 河川分野の経験者を強く求める |
| パシコン | 道路・港湾の経験者が有利 |
| オリコン | 鉄道経験者・海外志向の人材が有利 |
| 八千代 | 河川・水理経験者が有利。中堅規模で枠は限定的 |
非公開求人を持っている専門エージェントを使うのが、5社いずれも近道です。
🏗️ 業界内で別の大手・地方優良を探すなら?
5社の中で気になる会社が見つかった人や、地方優良を含めて広く比較したい人には建設業界特化型エージェントが定番。建設コンサルの非公開求人にも強く、まず登録すべき一択です。
⑥ 5社共通の構造課題:時間単価が低い
ここまで5社を比較してきましたが、最後に 5社すべてに共通する業界構造の話 を整理します。
5社とも残業37〜49時間、年収854〜995万円。年収÷総労働時間で割った時間単価で見ると業界平均より低水準になります。会社を変えても 業界の構造的な問題 は変わりにくい、というのが実態です。
「もっと時間単価を上げたい」「業界の外も視野に入れたい」という方は、コンサルファームへの転職という選択肢もあります。建設コンサル経験者は専門性+論理思考の両方を持っているので、ファーム側からも評価されやすい人材です。
🚀 業界の外も視野に入れるなら?
5社のどこを選んでも、業界構造的に時間単価は伸び悩みがち。コンサルファーム転職という選択肢もあります。建設コンサル経験者の支援実績が豊富な MyVision が定番。
まとめ:自分に合う1社を見つけるには
建設コンサル大手5社は、それぞれ 明確な得意分野・キャラクター を持っています。「どこがいいか」は あなたが何を重視するか によって変わります。
気になる会社があれば、各社の詳細記事も合わせて読むと判断材料が増えます。最終的には専門エージェントで非公開求人を確認するのが最短ルートです。







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