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建設コンサル大手3社、結局どこがいい?日本工営・建設技術研究所・パシコン比較

建設コンサルに入る

「大手建設コンサルに転職したいけど、日本工営・建設技術研究所・パシコンって何が違うの?」

3社ともに「大手」「安定」「高年収」という印象があり、違いがわかりにくいですよね。
この記事では、3社を売上・年収・強み・向いている人の軸で徹底比較します。

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① 3社の基本スペックを一覧で比較

まず客観的なデータを並べます。

項目 日本工営 建設技術研究所 パシコン
設立 1946年 1945年
(日本最古)
1951年
上場区分 東証プライム
→2025年5月
上場廃止
(東京海上HD傘下)
東証プライム 非上場
連結売上高 約1,589億円
(2024.6期)
500億円台
(国内No.1)
638億円
(2024-25期)
平均年収 926万円
有報2025
995万円
有報2024
約740万円
口コミ推計
従業員数 連結6,648人
(2024.6)
2,075名
(2024.4)
2,460人
(2025.10)
売上ランク 連結売上
業界No.1
連結売上
業界No.2
国内業務額は1位
業界3位圏
※売上高ベース
得意分野 多分野・海外事業 河川・防災・
総合技術力
道路・都市・
環境・交通
海外事業 売上比率約40%
160か国以上
国内中心 海外3拠点あり
(国内中心)

※売上の出典・定義が異なるため直接比較に注意。日本工営は海外グループ含む連結売上高(有報)。建設技術研究所は建設コンサルタント業務額ランキング参考値(国内中心)。パシコンは自社公表の売上高(非上場)。ランキングは連結売上ベース。

💡 売上の読み方に注意:日本工営は海外を含む総売上でNo.1、建設技術研究所は国内単体の業務売上でNo.1。日本工営の海外売上比率は約40%あるため、国内だけで比べると建設技術研究所がトップになります。

② 年収で比べると——3社の差はどのくらい?

📊 平均年収 比較(万円)
建設技術研究所995万円
有報2024
日本工営926万円
有報2025
パシフィックコンサルタンツ約740万円
口コミ推計
建設コンサル業界平均約550万円
建コン協調査参考
全国平均(正社員・全業種)約460万円
国税庁2023年

※棒グラフの長さは1,000万を100%として表示。パシコンは非上場のため有報なし、口コミ集計の推計値。

1位
建設技術研究所
995万円 (有報2024・平均年齢42.4歳)
業界で最も高い有報ベースの平均年収。技術士手当(月3万円)・賞与年3回も充実。
2位
日本工営
926万円 (有報2025)
2023年の697万円から2年間で約230万円急増。建設技術研究所との差は約70万円まで縮まっており、海外赴任中(JICA案件など)は1,000万円超も。今後さらに接近する可能性あり。
3位
パシフィックコンサルタンツ
約740万円 (口コミ複数サイト推計)
非上場のため公式データなし。30代で残業込み960万円という口コミもあり、実態は平均より高い可能性も。3社中では最も低いが業界平均(約550万円)は大きく超える。
コンつぁん
コンつぁん

パシコンはこのデータよりも高めなイメージはありますね〜🤘

サルパイセン
サルパイセン

日本工営はここ数年で上昇しているね!

③ 3社の「強みキャラクター」を整理する

年収・規模のスペックだけでは見えない、各社の「色」を整理します。

🏢 日本工営
総売上業界No.1・砂防・ダム・海外が特に強い総合力
連結売上
1,589億円
(業界No.1)
平均年収
926万円
海外比率
約40%

一言で言うと「業界一のスケール感・総合力で働きたい人向け」。

海外を含む総売上で業界ダントツNo.1(約1,589億円)。国交省の大型案件からODA・民間インフラまで、部門別売上ランキングで17部門中9部門がトップ5入りする幅広い総合力を持つ。

中でも特に強みを持つのが砂防・ダム・海外案件の3分野。砂防・急傾斜地ダム・水資源ODA・海外ODA(政府開発援助)やJICA案件を中心に160か国以上での実績を持ち、海外売上比率は約40%に達する。2025年5月に東京海上HDの完全子会社となり、現在は「防災コンサル×保険」を組み合わせた新市場の開拓フェーズにある。

年収は2023年の697万円から2年で926万円まで急増。建設技術研究所との差は約70万円まで縮まっており、今後さらに接近・逆転する可能性もある。

⚠️ 注意点:海外事業比率が高いため、海外常駐が発生するケースあり。JICA案件などの長期駐在は家族へのインパクトも大きい。
総売上No.1 東京海上HD傘下 砂防・ダムが得意 海外事業40% 17部門中9部門トップ5
🌊 建設技術研究所(CTI)
年収業界トップ・河川防災と全21部門の総合力
業務額
500億円台
(業界No.2)
平均年収
995万円
登録部門
全21部門

一言で言うと「年収・技術力を最大化したい、防災・河川に本気で取り組みたい人向け」。

1945年創業の「日本で最初の建設コンサルタント」。国交省指定の登録部門21部門すべてに技術者を揃える数少ない総合コンサルタント。国内業務額は業界1位(海外比率の高い日本工営を除いた国内ベース)。

中でも特に強みが際立つのが河川・治水・防災分野河川・治水砂防・災害対策海岸・港湾「防災・治水に本気で取り組みたい」技術者が集まる環境で、国家的な水害対策プロジェクトへの参画実績も多い。

一方で道路・都市計画・環境・マネジメントなど全21登録部門をカバーする総合力も高く、特定分野に偏らない幅広いキャリアを積める点も魅力。転職会議720件超の口コミで「倒産リスクをほぼ感じない」「技術でキャリアを築ける」という評価が一貫している。

💡 ポイント:国内中心の業務のため、海外長期駐在は基本的になし。安定した生活サイクルを維持しながら高年収を狙いやすい。
国内業務額No.1 年収業界最高水準 河川・防災が特に得意 全21登録部門 東証プライム上場
🛤️ パシフィックコンサルタンツ
道路・交通が特に強い・技術士1,382名の総合集団
売上高
638億円
(業界3位圏)
平均年収
約740万円
技術士数
1,382名

一言で言うと「道路・交通を軸に幅広く技術を磨ける実務環境を求める人向け」。

1951年創業の非上場コンサル。特に道路・交通分野で高い実績と技術力を持ち、道路・橋梁交通計画・ITS都市・まちづくり業務額ランキングでも複数の部門でトップ圏内に入る。

一方で河川・環境・上下水道など幅広い分野をカバーする総合力も備える。技術士1,382名という規模は建設コンサル専業では国内最大級で、国内38拠点・海外3拠点を構える。地域密着型のインフラ案件から国家的プロジェクトまで手がける実務環境が特徴。

年収は3社中最も低いが、業界平均(約550万円)を大きく上回る。非上場のため長期視点の技術育成文化が根強く、「地に足のついた実務環境」という声が多い。

⚠️ 注意点:非上場のため有価証券報告書がなく、年収データは口コミ推計。実態は職種・等級・残業時間によって大きく異なる。
非上場 道路・交通が得意 技術士1,382名 全国38拠点 総合コンサル

④ こんな人はどこを選ぶ?タイプ別おすすめ

3社の違いをふまえて、転職の軸別に整理しました。

日本工営「技術・待遇・成長のバランスを重視したい」なら日本工営
  • 17部門中9部門でトップ5入りの幅広い技術力と大型案件への参画機会
  • 年収926万円(2025年)まで急増中で、今後さらに伸びる可能性あり
  • 東京海上HD傘下で変革期の成長に乗れる、新市場(防災×保険)の開拓フェーズ
  • ODA・JICA・国内大型案件など多彩な経験を積みながらキャリアを築きたい人に向く
建設技術研究所「高度な技術と年収を最大化したい」なら建設技術研究所
  • 有報ベース年収は3社中トップ(995万円)、技術士手当・賞与年3回も充実
  • 河川・防災・治水分野は特に深い専門性を持ち、高難度案件への参画機会が多い
  • 国内業務額No.1・全21登録部門を揃える業界随一の総合技術力
  • 1945年創業の技術知見の蓄積の中で、専門家として磨きをかけたい人に最適
パシコン「幅広い分野と成長性を重視したい」ならパシフィックコンサルタンツ
  • 道路・交通を軸に都市・環境・河川など幅広い分野をカバー、専門を広げやすい環境
  • 全国38拠点で地域インフラから国家プロジェクトまで、多様なスケールの案件に携われる
  • 技術士1,382名の集団の中で着実に成長できる実務環境
  • 非上場ならではの長期視点でじっくりキャリアを築きたい人に向く
⚠️ 前提として:3社とも技術力は高い
日本工営・建設技術研究所・パシコンは、いずれも業界を代表する高い技術力を持つ会社です。「どこが技術No.1か」という話ではなく、得意分野・強みの方向性が違うという点が3社を分けるポイントです。自分の専門や志向がどの分野と合うかを軸に考えるのがおすすめです。

サルパイセン
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どこが自分に合うのかを見極めるんだ!

⑤ 転職難易度・求人の出方

3社ともに即戦力中途採用に積極的ですが、難易度には差があります。

しかし、前述した各社の特徴と応募者の”相性”が選考を大きく作用します。

項目 日本工営 建設技術研究所 パシコン
難易度 高め 高め 中〜高
求人頻度 不定期
(大型案件連動)
通年 通年
重視される
経験・資格
技術士・
専門技術経験
技術士・
河川防災経験
技術士・
施工管理経験も可
転職ルート エージェント
・公式HP
エージェント
・公式HP
エージェント
・公式HP

3社への転職を本格的に検討するなら、まず各社の採用難易度と選考の実態を把握しておくことが重要です。大手3社はいずれも競争率が高く、対策なしでの応募は厳しい傾向があります。
【大手建設コンサルタントの中途採用の難易度】現役大手社員が解説

「転職したいけど何から始めればいいか分からない」という方は、建設コンサルへの転職全体の流れをまとめたロードマップ記事が参考になります。求人の探し方・エージェントの使い方・書類対策まで一通り解説しています。
【建設コンサルタントの転職ロードマップ】現役大手社員が解説!

サルパイセン
サルパイセン

中途採用は難易度よりも”相性”が大事だよ!

まとめ

📌 3社の選び方まとめ
  1. 技術・待遇・成長のバランスを重視したい → 日本工営
  2. 高度な技術と年収を最大化したい → 建設技術研究所
  3. 幅広い分野と成長性を重視したい → パシフィックコンサルタンツ

「どこが一番いい」という絶対解はなく、自分が何を重視するかで最適な会社は変わります。

気になる会社があれば、年収・働き方・口コミの詳細を各社記事でチェックしてみてください。
日本工営の年収・将来性・働き方を詳しく見る
建設技術研究所の技術力・年収・評判を詳しく見る
パシフィックコンサルタンツの年収・激務実態を詳しく見る

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