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【国際航業はやばい?】年収・残業・評判の実態を現役大手社員が解説

「国際航業って、検索すると“やばい”って出てくるけど大丈夫?」

「大量離職」「上場廃止」
「年収は低いって本当?」
「残業はどれくらい?」

そんな不安を感じて調べている方も多いと思います。

この記事では、現役の大手建設コンサル社員である筆者が、国際航業の年収・残業・評判の実態を複数のデータから整理しました。

結論から言うと、国際航業は「やばい会社」ではありません。社員評価は同業種の中で上位クラスです。ただし、給与の伸び方や経営の変遷など、応募前に知っておくべき注意点があるのも事実。数字と傾向で冷静に判断していきましょう。

※同名の「国際航業バス」(バス事業者)とは別の会社です。この記事で扱うのは、空間情報コンサルティングの国際航業株式会社(本社:東京都新宿区)です。

国際航業はどんな会社?空間情報のパイオニア

国際航業は、「測る」技術を軸にした空間情報コンサルティングの大手です。1947年に航空写真測量からスタートした、業界のパイオニア的存在です。

項目内容
正式名称国際航業株式会社
設立1947年9月
本社東京都新宿区(新宿フロントタワー)
従業員数2,092名(2025年3月末・単体)
売上規模約495億円(2022年度)
親会社ミライト・ワン(東証プライム上場)
主要事業測量・GIS・防災・建設コンサル・環境エネルギー
拠点全国(東京・府中・関西・福岡・仙台ほか)

普通の建設コンサルタント(道路や橋を設計する会社)とは少し毛色が違い、強みは次の4分野です。

  • 測量・地理空間情報(GIS):航空測量、3D都市モデル、ドローン計測
  • 防災・災害対応:ハザードマップ、被災状況の緊急調査
  • 建設コンサルタント業務:自治体の行政支援、インフラ維持管理
  • 環境・エネルギー:再生可能エネルギー、カーボンニュートラル支援

イメージとしては、「土木設計の会社」というより「地図と空間データで社会を支える技術屋集団」。技術士はのべ400名以上在籍しており、技術力の裏付けもあります。

👷 現役の視点
業界の中から見た国際航業は、まさに「測量・GISなど空間情報の専門家集団」というイメージです。単に測って終わりではなく、取得したデータを活用する側にまわって業界をリードしているのが特徴で、土木設計系の会社とは違う独自のポジションを築いています。

親会社はミライト・ワン(ここ数年で体制が大きく変化)

「国際航業 親会社」と検索される方が多いので、経緯を整理しておきます。

時期出来事
〜2021年日本アジアグループ傘下
2021年9月米投資ファンドのカーライル・グループへ全株式譲渡
2023年12月ミライト・ワン(通信建設大手・東証プライム)が約480億円で完全子会社化

短期間で親会社が2回変わっており、これが「やばい?」と不安視される一因になっています。

ただし現在の親会社ミライト・ワンは、投資ファンドではなくインフラ事業を本業とする上場企業。「空間情報×インフラ建設」のシナジー(相乗効果)を狙った買収で、売却目的ではなく事業強化目的と報道されています。経営基盤としてはむしろ安定方向に向かったと整理できます。

コンつぁん
コンつぁん

親会社が2回も変わってるのは、正直ちょっと不安だなぁ…🤔

サルパイセン
サルパイセン

気持ちは分かる!でも今は事業会社のミライト・ワン傘下に落ち着いて、むしろ安定方向だよ。ファンド傘下時代より見通しは良くなってるね!

国際航業が「やばい」と言われる理由5選

複数の口コミデータを分析すると、「やばい」と言われる背景には大きく5つの傾向が見えてきました。

01給与の伸びが緩やか最多の不満

若手のうちは昇給幅が小さく、年数千円規模という声が複数。管理職になるまでは総合大手(日本工営・建設技術研究所など)と比べて年収が見劣りしやすい構造です。一方で技術士などの資格手当はしっかりしています。「仕事は好きだけど給与の伸びが…」という構図が、複数の口コミで共通して見られました。

02年度末の繁忙期がきつい業界共通

官公庁案件が中心のため、納期が年度末(1〜3月)に集中します。繁忙期の残業負荷が大きいという声が多数。「残業を減らせ」という号令と現場の業務量にギャップを感じる声もあります。ただし後述の通り、働き方は近年改善傾向という声も増えています。

03親会社が何度も変わった経営の不安

数年ごとに親会社が変わるのは、社員から見ると落ち着かないもの。実際、社員評価のデータでも「経営陣への評価」だけが突出して低い傾向があり、現場の技術力への自信と経営への不安が対照的です。

04教育が「自分次第」自走型

体系的なOJTより現場で覚えるスタイルが中心という傾向。「教育制度は自分から取りに行かないと活用できない」という声が複数サイトで一致しています。会社としては技術士取得支援や研修を整備しているので、制度はあるが現場の余裕とのギャップがあるのが実態。自走できる人には問題にならない環境です。

05出張・外勤が多い事業の特性

測量・調査は現地に行かないと始まらない仕事。地方出張が頻繁という声が多く、入社前ギャップとして頻出します。災害時は緊急対応も。一方、内勤部署はリモートワークが浸透しています。「全国を飛び回るのが苦にならないか」は応募前にチェックすべきポイントです。

サルパイセン
サルパイセン

5つとも事実ベースだけど、どれも「会社が崩壊してる」系じゃなくて「構造的な特徴」なんだよね。自分に合うかどうかで判断するのが正解!

国際航業の年収はやばい?実態をデータで解説

平均年収は500〜540万円

複数の口コミデータを突き合わせると、国際航業の平均年収はおおむね500〜540万円(回答者平均30〜35歳)に収まります。

※国際航業は非上場のため有価証券報告書がなく、口コミ集計データを参考値として使用しています(出典は記事末尾)。

年齢別の年収イメージ

25歳398万円
30歳471万円
35歳543万円
40歳607万円
45歳659万円
50歳703万円
55歳748万円

※口コミ集計サイトの推定値をもとに作成(2026年6月時点)。実際は職種・評価により変動します。

30代半ばで500万円台、40代で600万円台というイメージです。

コンつぁん
コンつぁん

30代で500万円台かぁ。総合大手より低めだけど、測量系の中ではフツーなんですね〜

初任給・職種別の傾向

  • 初任給:大卒229,500円(2026年新卒採用情報より)
  • 職種別ではIT系エンジニアが高め(約600万円)。建築・土木系エンジニアは約500〜530万円、営業は約490万円
  • 技術士・測量士などの資格手当が年収を押し上げる構造

業界内での位置づけ

正直に言うと、総合建設コンサル大手(日本工営・建設技術研究所クラス)と比べると1〜2割低い水準です。

ただ、測量・空間情報系の同業(パスコ・アジア航測)と比べると大きな差はなく、「業界相応」というのが実態です。詳しくは後半の3社比較で解説します。

残業・働き方の実態

残業は月33〜42時間(業界内では少なめ)

項目データ
残業時間(口コミ集計)月33〜42時間
会社想定の残業月20〜30時間程度
有給消化率46〜59%
年間休日122日(完全週休2日)

会社公式の想定(20〜30時間)と口コミ実態(33〜42時間)にはギャップがあるものの、建設コンサル業界の中では平均的な水準。当ブログの調査では業界の残業は月30〜100時間と幅があるので、むしろ少なめのグループに入ります。

制度面はかなり充実している

  • 就業時間 9:00〜17:30(実働7.5時間)、水曜はノー残業デー
  • テレワークは全社員対象
  • 時差勤務(始業を7〜11時の間で30分単位で選択可)
  • 副業・兼業制度あり(条件付き)
  • 夏季休暇5日(有給とは別枠)
  • 借上社宅・家賃補助、カフェテリアプラン、ベビーシッター補助
働き方の制度は業界内でもかなり進んでいる部類です。口コミでも「休みは取りやすくなった」「リモートが浸透した」という改善傾向の声が近年増えています

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「やばいかどうか」は他社と比較してはじめて判断できるもの。建設業界特化の建設JOBs(全国8,000件超・登録無料)なら、国際航業を含む測量・空間情報・建設コンサル系の求人条件をまとめてチェックできます。

「大量離職」「上場廃止」「パワハラ」の真相は?

検索候補に出てくる不安なワードに、正面から答えます。

Q. 「大量離職・大量退職」って本当?

口コミを分析すると、中堅技術者の退職を指摘する声は確かに存在します。特に経営の変遷期(ファンド傘下の時期)に退職者が目立ったという傾向です。ただし「大量離職でやばい会社」と断定できるデータはありません。社員評価の総合スコアは同業種の上位クラスで、現在も約2,000名規模の体制を維持。過去の経営混乱期の印象が検索ワードに残っていると見るのが妥当です。

Q. 「上場廃止」の理由は?

2000年代に投資ファンドとの攻防など経営が揺れた時期があり、その後の再編で日本アジアグループ傘下→カーライル→ミライト・ワンへと移りました。上場廃止は「業績悪化で消えた」のではなく、親会社の傘下に入る再編の結果です。現在は東証プライム上場ミライト・ワンの100%子会社なので、グループとしての情報開示・ガバナンスは上場企業基準です。

Q. パワハラ・リストラの噂は?

ハラスメントに関する声は一部に見られますが、部署差が大きいのが実態です。会社全体では、社員の相互尊重や法令順守意識のスコアはむしろ高め。大規模なリストラを示す情報も確認できませんでした。「噂の出どころ」と「今のデータ」を分けて判断するのがおすすめです。

サルパイセン
サルパイセン

ネガティブな検索ワードは昔の印象が残りやすいんだ。「噂」と「今のデータ」を分けて見るのがコツだよ!

パスコ・アジア航測との違いは?【測量大手3社比較】

項目国際航業パスコアジア航測
社員評価(口コミ)3.1〜3.32.73.4〜3.5
平均年収(口コミ集計)500〜540万円約530万円約560万円
残業/月(口コミ集計)33〜42時間34〜37時間44時間
親会社ミライト・ワンセコム
特徴防災・GIS・環境まで幅広い衛星・官公庁測量の最大手規模航測専業に近く防災に強い

※評価・年収・残業は口コミサイトの集計値で、サイトにより基準が異なるため参考値です。

  • 年収はアジア航測がやや高め、3社に大差はない
  • 社員評価は国際航業とアジア航測が高く、パスコは低め
  • 国際航業の強みは事業の幅広さ(測量だけでなく環境・エネルギー・まちづくり系まで)

「測量系でどこを受けるか」を迷っているなら、この3社は併願して条件を比較するのが定石です。

コンつぁん
コンつぁん

同じ測量大手でも、3社でけっこうカラーが違うんですね〜🤘

国際航業の強み・将来性

🛰️

防災・災害対応の社会的役割が大きい

地震や豪雨の際、被災状況をいち早く空から測量・解析して行政に届けるのが主戦場。能登半島地震でも発災翌日から緊急の航空写真撮影を実施し、被害把握に貢献しています。

📈

成長分野と相性が良い

国土強靭化・インフラ老朽化対策で官公庁需要は底堅く、3D都市モデル・デジタルツイン・ドローン・カーボンニュートラルなど成長領域との接点も豊富です。

🌱

カルチャー面は実は健全

社員評価スコアは同業種の上位約1割。特に「風通しの良さ」「法令順守意識」「社会貢献の実感」が高水準です。弱点は給与の伸びと人材育成で、強弱がはっきりした会社です。

👷 現役の視点
いま建設業界全体の最大級の課題はDX(デジタル化)です。だから空間情報を扱える技術者は、正直潰しが効きます。建設コンサル業界内はもちろん、ゼネコンやコンサルファームも欲しがるスキル領域なので、「国際航業で経験を積む=市場価値が積み上がる」と考えていいと思います。

国際航業に向いている人・向いていない人

✅ 向いている人

  • 地図・地理空間情報・測量にワクワクできる人
  • 防災など社会貢献を実感したい人
  • 自分から学びに行ける人(教育は自走型)
  • 出張や現地調査を楽しめる人
  • 風通しの良いフラットな環境で働きたい人

❌ 向いていない人

  • 給与の伸びを最重視する人(総合大手の方が有利)
  • 手厚い研修で育ててほしい人
  • 出張や外勤を避けたい人
  • 経営方針の変化にストレスを感じやすい人

国際航業への転職難易度と対策

採用の傾向

  • 出身大学は幅広く、学歴フィルターは強くない傾向(理系の地理・土木・情報系が中心)
  • 中途採用は測量・GIS・土木設計・防災系の経験者を継続的に募集
  • 技術士・測量士・RCCM等の資格があると強い

転職を成功させる3つのコツ

  • ①「なぜ総合建コンではなく空間情報系か」を語れるようにする:志望動機の核になります
  • ② 資格・現場経験を棚卸しする:測量士補でも評価対象。防災・GIS関連の実務は強力なアピール材料
  • ③ 同業3社(パスコ・アジア航測)と条件を比較してから決める:違いを把握した上で志望理由を固めると面接の説得力が段違い

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まとめ:国際航業は「やばい」のか?

  • 国際航業は空間情報コンサルの大手。防災・GIS・環境まで事業の幅が広い
  • 「やばい」と言われる主因は給与の伸び・繁忙期・親会社の変遷の3つ
  • ただし社員評価は同業種の上位クラスで、カルチャー面は健全
  • 年収は500〜540万円で測量系大手では標準的。総合建コン大手よりは低め
  • 残業は月33〜42時間で業界内では少なめ。制度面はかなり充実
  • 「大量離職」「上場廃止」は過去の経営変遷期の印象が残ったもの。現在はミライト・ワン傘下で安定方向

「やばい会社」ではなく、「強みと弱みがはっきりした堅実な技術系企業」。これが、データを突き合わせた上での筆者の結論です。

👷 筆者の本音
正直に言うと、筆者がもし20代に戻って総合大手に落ちていたら、国際航業を選んでいたと思います。業界内での立ち位置は「中堅の中でも上位」。空間情報という強い専門軸があるぶん、同規模の他社にはない独自性があります。

空間情報や防災に興味があるなら、十分に検討する価値のある一社です。あとは自分の優先順位(給与か、やりがいか、働き方か)と照らし合わせて判断してくださいね。

※本記事の年収・残業時間・評価スコアは、転職口コミサイト(エン カイシャの評判・転職会議・OpenWork)の集計データをもとにした参考値です。個別の口コミの転載は行っていません。実際の数値は個人・部署・時期によって異なります。
※国際航業は非上場企業のため、有価証券報告書による公式年収データは存在しません。
※会社概要・勤務制度は国際航業公式サイト・採用情報、経営変遷はミライト・ワン公表資料・各種報道(2023年11月)によります。
※情報は2026年6月時点のものです。転職の判断は必ず最新の募集要項をご確認ください。

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