※本記事にはプロモーションが含まれます
「建設コンサルタントに転職したいけど、どの会社が年収・残業・将来性のバランスがいいのかわからない」
そんな方向けに、本記事では建設コンサル主要10社を「売上・年収・残業・有給・待遇・技術士率」の6指標で比較し、総合ランキング化しました。
2026年10月に、業界誌日経コンストラクションの最新データ(2026年4月号)に差し替えました。売上高ランキングと分野別の1位もまとめています。
「年収重視」「ホワイト重視」「技術力重視」など、自分に合う会社選びの参考にしてください。
応募前に転職活動の進め方を把握しておきましょう → 建設コンサルの転職ロードマップ
▶上下水道に強い日水コンについては【日水コンの年収・評判は?】就職難易度も現役大手社員が解説もどうぞ。
ランキングの評価方法と6つの指標
このランキングは、転職希望者の視点から「働きやすさ」と「キャリア価値」の両面を数値化しています。単純な年収順や売上順ではなく、6つの指標に重み付けして100点満点でスコアリングしました。ランキングはあくまでも参考値であり、同じ会社でも部署・職種によって実態は異なる場合があります。
※本ランキングは各社の公開情報(日経コンストラクション・OpenWork・公式サイト等)をもとに筆者独自基準で集計しています。
評価項目
ランキングは印象ではなく、次の項目を数値化して算出しています。重みとデータの出どころも公開します。
| 指標 | 重み | データ源 | 評価軸 |
|---|---|---|---|
| ① 平均年収 | 30% | 日経コンストラクション2026年4月号(日経クロステック調べ) 平均年間給与(2025年度) |
高いほど高得点 |
| ② 売上規模(建設コンサルタント部門) | 20% | 日経コンストラクション2026年4月号(日経クロステック調べ) 2025年度の売上高 |
高いほど高得点 |
| ③ 残業時間 | 20% | OpenWork | 少ないほど高得点 |
| ④ 待遇・福利厚生スコア | 15% | OpenWork(5点満点) | 高いほど高得点 |
| ⑤ 有給消化率 | 10% | OpenWork | 高いほど高得点 |
| ⑥ 技術士保有率 | 5% | 各社公式サイト(後述リンク参照) | 高いほど高得点 |
年収・売上のデータについて
年収と売上は、日経コンストラクション2026年4月号(日経クロステック調べ)の数字を使っています。業界誌が各社に同じ質問をして集めたデータなので、上場・非上場に関係なく10社を同じ物差しで比べられます。推定値は使っていません。
- 年収:2025年度の全従業員1人当たりの平均年間給与(各社の回答)。全従業員には契約社員・臨時雇用社員なども含む
- 売上:2025年度の建設コンサルタント部門の売上高
- 有価証券報告書の「平均年間給与」は正社員だけが対象です。日経の数字は契約社員なども含むため、有価証券報告書より低く出る会社があります。正社員の年収は各社の個別記事で紹介しています

年収は、業界誌が各社に聞いた同じ物差しの数字を使ったよ!

推定に頼らなくていいのは安心ですね〜
建設コンサルタント 総合ランキングTOP10
上の基準で採点した結果がこちらです。100点満点の総合スコアで並べています。

| 順位 | 会社名 | スコア | 年収 | 残業 (h/月) |
有給 消化率 |
待遇 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 日本工営 | 81点 | 917万円 | 37.9 | 61.8% | 3.0/5 |
| 2 | 建設技術研究所(CTI) | 80点 | 874万円 | 38.0 | 60.4% | 4.5/5 |
| 3 | パシフィックコンサルタンツ | 64点 | 784万円 | 41.7 | 61.4% | 3.4/5 |
| 4 | 八千代エンジニヤリング | 58点 | 850万円 | 38.5 | 59.4% | 3.3/5 |
| 5 | 応用地質 | 51点 | 723万円 | 30.3 | 70.6% | 2.6/5 |
| 6 | アジア航測 | 46点 | 730万円 | 35.5 | 64.3% | 3.3/5 |
| 7 | NJS | 41点 | 743万円 | 39.5 | 48.4% | 3.1/5 |
| 8 | 長大 | 40点 | 711万円 | 31.9 | 60.5% | 2.1/5 |
| 9 | オリエンタルコンサルタンツ | 38点 | 758万円 | 49.3 | 52.2% | 2.8/5 |
| 10 | 日水コン | 36点 | 633万円 | 37.4 | 42.7% | 3.5/5 |
※年収は日経コンストラクション2026年4月号(日経クロステック調べ)の平均年間給与(2025年度)。残業・有給・待遇はOpenWork。
1位は日本工営、2位はCTIで、その差はわずか0.3点(80.7点と80.4点)です。日本工営は売上(656億円)と年収(917万円)がともに10社中1位、CTIは待遇スコア(4.5/5)が10社中1位で年収も874万円と高く、実質的には2社が並んでいます。3位のパシコンは売上こそ617億円で2位ですが、年収と残業で差がつきました。
日本工営・CTI・パシコンの選考難易度・社風・向いている人の違いをまとめています → 建設コンサル大手3社、結局どこがいい?

ランキングに入っていなくても優良な企業はたくさんあるよ!

エントリー基準になかっただけですね〜🤘
そもそも建設コンサルタントの仕事内容や業界の全体像から知りたい方は、まず【建設コンサルタントとは】業界や仕事内容を現役大手社員が解説もあわせて読むと理解が深まります。
1位〜10位の各社詳細分析
「大手建設コンサルへの転職で年収・働きやすさのバランスが良い会社を選べるか」を判断するうえで、各社の強みと弱みを詳しく把握しておくことが重要です。転職先候補として検討している会社があれば、参考にしてください。
※日経の年収は契約社員なども含む全従業員の平均。正社員の平均(有価証券報告書)は877万円。
売上高ランキング|建設コンサルタント部門の売上で10社を比較
会社の規模を表す売上高で並べると、次のとおりです。日経コンストラクション2026年4月号(日経クロステック調べ)の、2025年度の建設コンサルタント部門の売上高です。
上位3社は日本工営(656億円)・パシコン(617億円)・CTI(589億円)で、600億円前後の3強です。4位のオリコンからは半分程度の規模になり、大手の中でも上位3社の大きさが際立ちます。
分野別の売上高1位・2位
建設コンサルは、会社ごとに得意な分野がはっきり分かれています。分野別の売上で、1位と2位の会社をまとめました。やりたい分野が決まっている人は、その分野の上位の会社から見るのがおすすめです。
| 分野 | 1位 | 2位 |
|---|---|---|
| 河川・砂防・海岸 | 建設技術研究所(CTI) | 日本工営 |
| 道路 | パシフィックコンサルタンツ | オリエンタルコンサルタンツ |
| 橋梁など(鋼構造・コンクリート) | 大日本ダイヤコンサルタント | パシフィックコンサルタンツ |
| 港湾・空港 | パシフィックコンサルタンツ | 日本工営 |
| 鉄道 | オリエンタルコンサルタンツグローバル | JR東日本コンサルタンツ |
| 上水道・工業用水道 | 日水コン | NJS |
| トンネル | パシフィックコンサルタンツ | オリエンタルコンサルタンツ |
| 地質 | 大日本ダイヤコンサルタント | 応用地質 |
| 施工計画・積算 | 建設技術研究所(CTI) | ティーネットジャパン |
※日経コンストラクション2026年4月号(日経クロステック調べ)の分野別売上高(2025年度)をもとに当ブログで整理。本記事の10社以外の会社も含みます。
年収ランキング|日経調べの平均年間給与で10社を比較
▶会社ごとの順位ではなく、建設コンサルタントの年収そのものの全体像(年代別・役職別・1000万に届く条件)は【建設コンサルタントの年収】いくらもらえる?年代・役職別のリアルと1000万に届く条件で解説しています。

日経コンストラクション2026年4月号(日経クロステック調べ)の、2025年度の全従業員(契約社員なども含む)1人当たりの平均年間給与で並べました。上場・非上場に関係なく、同じ調査の数字です。
| 順位 | 会社 | 平均年間給与 | 年収点数 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 日本工営 | 917万円 | 10.0点 |
| 2位 | 建設技術研究所(CTI) | 874万円 | 8.6点 |
| 3位 | 八千代エンジニヤリング | 850万円 | 7.9点 |
| 4位 | パシフィックコンサルタンツ | 784万円 | 5.8点 |
| 5位 | オリエンタルコンサルタンツ | 758万円 | 5.0点 |
| 6位 | NJS | 743万円 | 4.5点 |
| 7位 | アジア航測 | 730万円 | 4.1点 |
| 8位 | 応用地質 | 723万円 | 3.9点 |
| 9位 | 長大 | 711万円 | 3.5点 |
| 10位 | 日水コン | 633万円 | 1.0点 |
※日経コンストラクション2026年4月号(日経クロステック調べ)。2025年度の全従業員1人当たりの平均年間給与。年収点数は10社中の最高=10点・最低=1点で比例配分。
1位は日本工営の917万円、2位はCTIの874万円、3位は八千代の850万円です。上位3社までは850万円以上ですが、4位のパシコン(784万円)からは700万円台に下がります。最下位の日水コン(633万円)とは284万円の差があります。

同じ大手でも、年収にこんなに差があるんですね

ただし、これは全社員の平均だよ。年収だけで選ばずに、残業や有給と合わせて見るのがおすすめだね
ホワイト度ランキング|残業・有給で比較
「建設コンサルは残業が多い」というイメージがありますが、会社によって残業時間・有給消化率には大きな差があります。ホワイトな職場を選びたい方はこの比較が参考になります。
| 会社 | 残業(h/月) | 残業順位 | 有給消化率 | 有給順位 | ホワイト度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 応用地質 | 30.3h 🏆 | 1位 | 70.6% 🏆 | 1位 | ◎ 最高 |
| 長大 | 31.9h | 2位 | 60.5% | 5位 | ○ 良好 |
| アジア航測 | 35.5h | 3位 | 64.3% | 2位 | ○ 良好 |
| 日水コン | 37.4h | 4位 | 42.7% ⚠ | 10位 | △ 残業少ないが有給は最低 |
| 日本工営 | 37.9h | 5位 | 61.8% | 3位 | ○ バランス良い |
| 建設技術研究所 | 38.0h | 6位 | 60.4% | 6位 | ○ 平均的 |
| 八千代エンジニヤリング | 38.5h | 7位 | 59.4% | 7位 | △ 平均的 |
| NJS | 39.5h | 8位 | 48.4% | 9位 | △ やや多め |
| パシフィックコンサルタンツ | 41.7h | 9位 | 61.4% | 4位 | △ 残業は多め |
| オリエンタルコンサルタンツ | 49.3h ⚠ | 10位 | 52.2% | 8位 | ✕ 要注意 |
応用地質が残業・有給ともに1位で「ホワイト度No.1」。一方、オリエンタルコンサルタンツ(オリコン)は残業49.3hと業界最長で、ワークライフバランスを重視する方は要注意です。日水コンは残業は少ないものの、有給消化率が業界最低(42.7%)という逆転現象が起きています。

残業が一番少ない会社と多い会社で、そんなに違うんですか

30時間台と49時間台だからね。月20時間近く変わるよ
技術士保有率ランキング|資格保有率で各社を比較
※「技術力」は本来、実績・専門分野・難案件対応力など多面的な評価が必要ですが、本記事では客観データとして比較可能な「技術士保有率」を指標として使用しています。技術士資格の有無がその会社の技術レベルのすべてを表すわけではない点にご注意ください。
建設コンサルタントにとって技術士は実力を示す代表的な資格です。各社の技術士保有率(技術士数〈延べ〉÷従業員数)を比較します。
| 順位 | 会社 | 技術士数 | 従業員数 | 技術士保有率 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 日水コン | 520名 | 668名 | 78% |
| 2位 | 日本工営 | 1,389名 | 2,036名 | 68% |
| 3位 | NJS | 414名※¹ | 659名 | 63% |
| 4位 | パシフィックコンサルタンツ | 1,382名 | 2,460名 | 56% |
| 5位 | オリエンタルコンサルタンツ | 734名※¹ | 1,352名 | 54% |
| 6位 | 建設技術研究所(CTI) | 1,139名※² | 2,263名 | 50% |
| 7位 | 八千代エンジニヤリング | 584名 | 1,405名 | 42% |
| 8位 | 長大 | 324名 | 1,010名 | 32% |
| 9位 | 応用地質 | 803名※³ | 2,701名※³ | 30% |
| 10位 | アジア航測 | 358名 | 1,379名 | 26% |
※技術士数は各社の公表値で、多くは延べ人数(1人が複数の部門を持つと重複して数える)です。そのため、実際に技術士を持つ人の割合はこの表より低くなります。
※¹ 延べか実人数かは非公表。
※² CTIは延べ1,139名・実人数857名を公表。他社と揃えるため延べで計算。
※³ 応用地質の技術士数はグループ全体の数のため、連結の従業員数で計算。
出典:各社公式サイト・有価証券報告書(2025〜2026年時点)
上下水道の日水コン・NJSと、日本工営の保有率が高めです。一方、応用地質・アジア航測は地質調査や測量・ITの技術者が多い事業特性のため、率としては低めに出ます。

技術士の保有率って、会社でそんなに違うものなんですね

事業の中身で変わるよ。測量やITの人が多い会社は、率としては低めに出るんだ
あなたに合う会社の選び方

ランキング上位の会社でも時間単価には限界があります。より時間単価の高い業界として、コンサルファーム転職も選択肢の1つです。
→ 【建設コンサルとコンサルファームの違い】仕事・年収・働き方を比較
→ 【完全ガイド】建設コンサル→コンサルファーム転職
ランキング1位がすべての人に最適とは限りません。将来性・専門分野など、自分の優先事項に合わせて選びましょう。
※20社で見た詳細なホワイト企業比較は 建設コンサル・ホワイト企業ランキング20社 で解説しています。
書類選考の通過率を上げたい方はこちら → 建設コンサル向け職務経歴書の書き方
🎯 効率よく転職するなら
PR目的によって、使うサービスは変わります。
🏢 各社の詳しい年収・残業・評判はこちら(個別記事)
新卒で入るときの入りやすさで比べたい方は、建設コンサルタントの就職難易度ランキングもあわせてどうぞ。採用倍率・採用人数・採用大学で12社をS〜Cランクに整理しています。
よくある質問
Q. 建設コンサルタントで総合1位の会社は?
本記事の6指標の総合ランキングでは日本工営が1位です。ただし2位の建設技術研究所(CTI)とは0.3点差で、実質的には2社が並んでいます。
Q. 売上が一番大きい建設コンサルタントは?
建設コンサルタント部門の売上高は、日本工営が656億円で1位、パシフィックコンサルタンツが617億円で2位、建設技術研究所が589億円で3位です(日経コンストラクション2026年4月号(日経クロステック調べ))。
Q. 年収が一番高い建設コンサルタントは?
契約社員なども含む全従業員の平均(日経調べ)では日本工営の917万円が1位です。正社員だけが対象の有価証券報告書では、建設技術研究所が970万円と高く出ます。どちらの数字かで順位が変わる点に注意してください。
Q. 残業が少ないホワイトな会社は?
10社の中では応用地質が残業30.3時間・有給消化率70.6%で、どちらも1位です。
Q. このランキングのデータはいつのものですか?
年収・売上は日経コンストラクション2026年4月号(2025年度のデータ)、残業・有給・待遇はOpenWork、技術士数は各社の公式サイトです。2026年10月時点で入手できる最新のデータを使っています。
まとめ
建設コンサルタント主要10社を6指標で総合評価した結果をまとめます。
売上656億円・年収917万円がともに10社中1位。2位のCTIとは0.3点差の僅差。
待遇スコア4.5/5が10社中1位、年収も874万円。河川分野の売上は業界1位。
売上617億円で業界2位。道路・港湾・トンネルは業界1位だが、年収784万円と残業41.7hで差がついた。
年収850万円で上位2社に次ぐ水準。河川・ダムに強い技術者集団。
残業30.3h・有給70.6%の隠れた優良企業。残業・有給ともに10社中1位。ワークライフバランス重視の方に。
年収758万円に対して、残業49.3hは10社中最長。入社前に職種・部署の残業実態を確認すること。
志望企業が絞れたら、建設コンサルタント転職の面接対策で選考準備を進めましょう。求人探しは建設コンサル転職に強いエージェント3選を活用するのが効率的です。なお、9位のオリエンタルコンサルタンツの評判・残業の実態も別記事で詳しく解説しています。
ランキングはあくまでも参考値です。同じ会社でも部署・職種・事業部によって年収・残業・雰囲気は大きく異なります。転職エージェントや現職社員からの情報収集で実態を確認してから判断しましょう。
📋 参考・出典一覧
■ データ出典
- 年収(平均年間給与)・売上高(建設コンサルタント部門)・分野別売上:日経コンストラクション2026年4月号(日経クロステック調べ)
- 残業・有給・待遇スコア:OpenWork(オープンワーク)
■ 各社公式サイト(技術士保有率データ参照元)
※本記事のデータは各出典の公開時点の情報に基づきます。最新情報は各社公式サイト等でご確認ください。
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