建設コンサルタントは
「残業が多い」「きつい」「やめとけ」
といった声を目にすることも多い業界です。
いわゆる“ホワイト”と感じられる建設コンサル会社は存在しないのか?
就職・転職活動を進める中で、こうした疑問を持つ方も多いと思います。
本記事では、
建設コンサルタントの、ホワイト企業かどうかの参考の1つとなるよう、
建設コンサルタント20社の「満足度」「残業」「休暇の取りやすさ」を比較しました。
また、現役で大手建設コンサルに勤務している立場から、
- ホワイト企業の見極め方
- 業界全体の働き方の傾向
についても解説します。
- 建設コンサル20社の口コミ比較
- ホワイト企業に見極め方
- 企業選びで大切なこと
建設コンサルタント20社の口コミを比較!
建設コンサル20社を多数の口コミサイトから分析し、整理しました。
選定基準や方法については以下のとおりです。
選定基準
建設コンサルタント売上ランキング上位20社の中から、
多数の口コミサイトを閲覧し評価しました。
建設コンサルタント売上ランキングについては、
以下の情報を参考にしています。
ランク付けの基準
多数の口コミサイトから、以下の項目についてランク付けをしました。
ランク付けの目安は以下の通りです。
【満足度】総合的な評価
A:満足 B:まあまあ満足 C:それ以外
【残業】平均的な残業の目安
A:月30時間以下 B:月40時間以下 C:それ以外
【休暇の取りやすさ】平均的な休暇のとりやすさ
A:かなり取りやすい B:そこそこ取りやすい C:それ以外
- 口コミサイトを参考にした独自整理です。
- 口コミ件数によるブレの可能性があります。
- 公式評価ではありません。
建設コンサルランキング20社を比較!ホワイト?ブラック?
多数の口コミ内容からの比較結果です。
| 売上 ランキング | 企業名 | 満足度 | 残業 | 休暇の 取りやすさ |
| 1 | 日本工営 | A | B | B |
| 2 | 建設技術研究所 | A | B | B |
| 3 | パシフィックコンサルタンツ | A | C | B |
| 4 | オリエンタルコンサルタンツ | B | C | C |
| 5 | 大日本ダイヤコンサルタント | A | B | A |
| 6 | 八千代エンジニヤリング | B | C | B |
| 7 | エイト日本技術開発 | B | B | A |
| 8 | 日水コン | A | B | C |
| 9 | パスコ | C | B | B |
| 10 | 中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京 | C | A | B |
| 11 | 長大 | C | B | C |
| 12 | いであ | C | B | C |
| 13 | 国際航業 | C | B | B |
| 14 | NJS | B | B | C |
| 15 | 応用地質 | C | A | A |
| 16 | アジア航測 | B | B | B |
| 17 | ニュージェック | A | B | C |
| 18 | 日本振興 | C | A | A |
| 19 | JR東日本コンサルタンツ | C | A | A |
| 20 | ドーコン | B | A | B |
※注意点
- 口コミサイトを参考にした独自整理です。
- 口コミ件数によるブレの可能性があります。
- 公式評価ではありません。
ホワイト企業の見極め方
企業研究を進めるための、情報収集方法を整理しました。
”自分にとってホワイトな企業”を見極める方法です。
現役社員に聞く
周囲に建設コンサルの現役社員がいる場合は、
直接話を聞くのが最も正確な方法です。
実際の残業時間や職場の雰囲気など、
ネットでは分からない情報が得られます。
知人経由で紹介してもらえる場合は、
遠慮せずお願いしてみると良いでしょう。
転職口コミサイトを確認
評価に偏りはありますが、
意外とリアルな情報が多いのも事実です。
一方で、基本的に満足している人は投稿しないため、
悪い評価に偏りがちな点には注意が必要です。
投稿者の属性(契約形態・分野・役職など)を確認しながら、
自分に近い立場の口コミを参考にしましょう。
求人票を確認
待遇や福利厚生は、求人票にだいたい記載されています。
ただし、
実際に制度がどの程度運用されているかについては、
リアルな情報を別途収集する必要があります。
就活・転職エージェントに聞く
最も効率的な方法が、エージェントの活用です。
- 在学中・在職中でも情報収集しやすい
- 企業ごとの内情を把握している
- 非公開情報を持っている場合も多い
転職の場合は、
建設コンサル業界に特化したエージェント
ハイクラスに特化したエージェント
を選ぶのがおすすめです。
企業選びで大切なこと(ホワイト企業の見極め方)
ホワイト企業を選ぶ上で重要なのは、
自分の価値観に合うかどうかもあります。
以下の観点で企業研究を進めてみてください。
また、この中で
「譲れる部分」
「譲れない部分」
いわゆる、”転職の軸”を持っていると判断しやすいです。
離職率・離職理由
離職率が高い会社は注意が必要です。
- なぜ辞めているのか
- 特定の部署だけ離職が多いのか
離職理由を調べることで、
職場環境が見えてくる場合があります。
年収・給与
年収は会社ごとに差が出るポイントです。
基本給・ボーナス・残業代を分けて確認できれば理想的です。
入社時の基本給だけでなく、将来を見据えた視点も大切です。
- 自分はどのくらいの年収を目指したいのか
- インフレに負けない昇給をしている企業か(←筆者はかなり重視)
福利厚生や働き方
福利厚生は大手企業が圧倒的に充実しています。
ただし、優良企業であれば、大手並みに充実しているケースもあります。
- 有給取得日数や消化率
- 産休・育休の取得実績
- 在宅勤務の有無
- 職場の雰囲気
これらは現場でないと分からない部分も多いため、
口コミサイトや現役社員の声を参考にするのがおすすめです。
建設コンサルの今後の働き方
建設コンサルの働き方は、
全体として改善の傾向にあります。
今後も、残業時間の厳格化や福利厚生の整備は進んでいくと考えられます。
働き方改革による残業時間の厳格化
働き方改革による残業時間の管理は、ここ10年で厳格化されています。
今後も継続して、繁忙度の改善は進んでいきます。
人口減による人材確保競争の激化
もともと業界全体で人材不足が続いており、
人材確保は大きな課題となっています。
そのため、
- 給与
- 福利厚生
- 働きやすさ
を強化する企業が増えています。
今後は、各社の人材確保競争がさらに激化すると見込まれます。
DX化で作業効率アップ
AIやBIM/CIM等のDX導入が進んでいますが、
「建設コンサルがなくなる」という話ではありません。
業務の効率化が進み、
より付加価値の高い仕事に集中できる環境が整いつつあります。
職場環境の変化
ここ10年ほどで、社員の価値観は大きく変化しています。
昔ながらの体育会系の価値観は、ほとんど見られなくなっています。
建設コンサルタントの職場環境は、若手社員にもフィットしやすい環境に変わってきています。
地方の優良企業も選定
地方にも、
福利厚生や年収面でも優れた企業があります。
地方の優良企業については、
こちらの記事で詳しく解説しています。
残業軽減や福利厚生、働きやすさに加え、
将来性や年収の面からも選定しました。
ホワイト企業選びの参考になれば幸いです。
まとめ
本記事では、
建設コンサルタント20社の口コミを比較しました。
企業研究の参考として、
ぜひ活用していただければと思います。
情報収集には、
就活・転職エージェントの活用が最も効率的でおすすめです。
建設コンサル以外の業界にも興味がある方は、
こちらの記事もチェックしてみてください。


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