「地元や地方の田舎で働きたい」
「大手に疲れて転職を考えている」
かといって、「地方の建設コンサルタントだと、年収がガクッと落ちて、将来性も不安」
就職・転職活動中でこんなことを考えている方もいるかと思います。
実は地方の建設コンサルタントでも、大手並の給料をもらっているところもあります。
本記事では、地方の優良企業をピックアップしました。
筆者も転職活動経験があり、実際の企業研究に基づいた結果です。
皆さんの企業研究に役立てたら嬉しいです。
- 地方の建設コンサルタント優良企業
- なぜ優良企業なのか?将来性は?給料は?働き方は?
地方の企業で言われる心配
地方だから将来性が心配、給与は下がる、働きやすい環境は整っていない。
そう感じる人も少なくないと思います。
確かに、すべての地方企業が恵まれた環境とは言えません。
しかし、建設コンサル業界の中には、
大手並の待遇や安定性を持つ「地方の優良企業」も確実に存在します。
ここでは、現役大手社員である私が、
「地方でも十分にやっていける」と感じた理由を整理してお話しします。
将来性は?潰れたりしないか?
地方の建設コンサルは地の利があり、継続案件にも強いです。その地に最適な提案が常にできるのが地方の建設コンサルの強みでもあります。
また、地方では、公共事業を通じて地域内で経済を循環させる考え方があります。
一定以上の業務は地場の建設コンサルタントが受注する構造になっています。
給与は大きく下がる?
たしかに全体で見ると地方は給与水準が下がります
しかし、地方の優良企業であれば、大手とは違い、利益を社員に還元しやすい構造になっています。大手並の高い給与水準の会社もあり、会社選びが重要となります。
働き方は?
福利厚生は少し劣る面もあるが、これも会社ごとで変わります。
優良企業であれば、大手よりも改善しやすい部分もあるのも事実です。
地方建設コンサルタントの優良企業を厳選
地方の優良企業を厳選しました。
- 九建設計株式会社
- 中電技術コンサルタント
- 四国建設コンサルタント
では、優良企業を厳選した基準と内容を説明します。
優良企業の選定基準
優良企業の選定基準は以下のとおりです。
リサーチ方法は、これまでの就職・転職活動での、現場の方の話、リサーチ、口コミサイト等です。
将来性
・企業としてどのような強みがあるか
・今後も安定した受注が見込めるか
給与・年収
・大手と比べた平均年収
・地方企業としての給与水準
福利厚生・働き方
・年次有給休暇の取得状況
・産休・育休制度の有無、取得しやすさ
・女性の働きやすさ
・在宅勤務の可否
・残業時間の水準
優良企業まとめ
優良企業のまとめは以下のとおりです。
| 企業名 | 将来性・安定性 | 給与・年収水準 | 福利厚生・働き方 |
| 九建設計 株式会社 | ■九州で河川・道路分野に強み ■安定した受注が見込める | ■年収700~950万円目安・賞与6ヶ月以上の実績 | ■平均残業 月20時間程度 ■住宅・家族手当、寮社宅あり |
| 中電技術 コンサルタント | ■中国電力グループ ■安定した事業基盤 | ■地方建設コンサルの中で高水準 | ■フレックス制度あり ■育休・産休の取得実績が多い |
| 四国建設 コンサルタント | ■国交省案件が中心 ■四国トップクラスの実績 | ■業績次第で大手並~それ以上 | ■残業は大手より少なめ ■福利厚生も充実 |
※年収や残業時間は、募集要項・口コミ・筆者のリサーチをもとにした目安です。職種や年度により差がある点はご了承ください。
優良企業①:九建設計株式会社(九州:大分、福岡)
将来性:九州での河川分野・道路分野の強さ
九建設計株式会社は河川分野と道路分野に強みを持った会社です。
建設コンサルタントのランキングでも、上位に位置している大手は河川部門でも上位となっています。
このことからも、河川が強い会社は安定した受注・売上が期待できます。
河川や道路は業務が今後も絶え間なく継続する分野であり、今後も安定した受注が続くと考えられます。
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筆者所属の大手建設コンサルも河川分野が稼ぎ頭です。
給与・年収:大手並の高水準
給与・年収面では日本の平均年収を大きく上回ることが募集要項から分かります。
転職サイトでは年収700〜950万円との記載があります。
賞与は6ヶ月以上支給との記載もあり、現役大手社員の筆者から見ても、大手とほぼ同水準です。
福利厚生・働き方:平均残業が少ない
募集要項では平均残業時間は月20時間程度とされており、全体として残業抑制の姿勢がうかがえます。
家族手当や住宅手当に加え、寮・社宅制度があり、福利厚生面でも安定感があります。
優良企業②:中電技術コンサルタント(中国:広島、岡山、山口)
将来性:電力会社がバックにいる強さ
中国電力グループに属しており、安定感は抜群です。
電力土木に加え、河川・砂防、道路・橋梁、上下水道、都市計画など幅広い分野に携わっています。
給与・年収:地方でも高水準
電力会社をバックに持つ安定性があり、地方建設コンサルの中では待遇面で上位クラスと評価されることが多いです。
福利厚生・働き方:女性の働きやすさが際立つ
フレックス勤務制度を導入しており、有給休暇以外の休暇制度も整っています。
特に、女性の働きやすさが際立っています。
口コミサイトでも、男女問わず育児休暇の取得・復帰について高評価が多い。
女性が働きやすい職場であるため、総じて働きやすい環境であることがうかがえます
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大手並の福利厚生です。
優良企業③:四国建設コンサルタント(四国:徳島、愛媛、高知)
将来性:安定した国交省業務の受注
四国地方整備局業務がメインで、安定感は抜群です。
国交省の業務を継続的に受注できているため、技術力の高さも評価されていると考えられます。
地方の企業で国交省業務をメインで、これまで大手と戦ってきていることが優良と言えます。
四国各県の業務も受注しており、四国NO.1の建設コンサルタントです。
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地方はその地方内で、一定以上の業務を回したい構造があります。
そのため、今後も四国での立場は変わらず安定するでしょう。
給与・年収:大手並の高水準
条件や年度次第では、大手と同水準、あるいはそれ以上になるケースもあるようです。
複数の口コミサイトでは、業績が良かった年に賞与が10ヶ月分近く支給されたという声も見られます。
社員に還元する姿勢も見られ、待遇面でも安定感があります。
福利厚生・働き方:大手同等の福利厚生
残業は大手ほど多くなく、働き方のバランスが非常に良いと感じます。
社員旅行で海外に行くこともあるようです。
募集要項を見ると、各種休暇など大手にもある福利厚生が整っています。
地方で働くのに向いている人
地方建設コンサルの優良企業について説明しました。
ではどのような人が地方で働くのに向いているのか?
下記のようにまとめてみました。
向いている人
以下のような方は、地方で働くことに向いています。
- 地元・田舎で働きたい人
- 地元に密着した仕事がしたい人
- 家賃など支出を抑えて暮らしたい人
専門ではないため詳しくは触れませんが、マイホームも建てやすいかもしれません。 - 残業を減らしつつ、専門性を高めたい人
向いていない人
一方で、以下のような方は向いていないかもしれません。
- 大規模業務や海外業務に携わりたい人
- 最先端の技術に強い興味がある人
- 総合コンサルタントで他分野を経験してみたい人
地方建設コンサル優良企業の見つけかた
地方の建設コンサルは、毎年必ず新卒・中途採用を行っているわけではありません。
そのため、実際に働いている人に会う機会は少なく、情報を得にくい面があります。
これらが主な情報収集手段になります。
まとめ
重要なのは「地方かどうか」ではなく、「どの会社を選ぶか」です。
優良企業を見極めることができれば、地方でも無理なく、将来性のあるキャリアを築くことは十分可能です。


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