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【建設コンサルタントの年収ランキング】現役大手社員が勝手に作ってみた

建設コンサルを知る

「建設コンサルって、結局どこが一番稼げるの?」

同じ建設コンサルでも、会社によって年収差はかなりあります。
実際に調べると、1位と10位で300万円以上の差がありました。

この記事では、有価証券報告書をベースに、現役大手社員の視点も交えて建設コンサル年収ランキングTOP10を勝手に作ってみました!!
転職や就職で後悔しないための参考にしてください。

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まず結論:建設コンサル年収ランキングTOP10

さっそく結論です。
建設コンサルタントの年収ランキングは以下のようになりました。
このランキングの作成方法も後ほど説明します。

🥇 1位 建設技術研究所(CTI) 995万円
🥈 2位 パシフィックコンサルタンツ 969万円
🥉 3位 日本工営 926万円
4位 八千代エンジニヤリング 864万円
5位 オリエンタルコンサルタンツ 854万円
6位 NJS 829万円
7位 日水コン 826万円
8位 アジア航測 780万円
9位 応用地質 730万円
10位 長大 675万円
参考:建設コンサル業界平均 575万円
参考:全産業平均 460万円

■ 青グラデーション:有価証券報告書ベース(公式データ)
■ 薄青:OpenWork口コミ×補正係数1.316による推定値(参考値)
■ グレー:有価証券報告書ベース(上記以外の上場企業)
■ 破線:業界平均・全産業平均(参考値)

⚠️ 2位パシコン・4位八千代・5位オリコンは非上場のため有報なし。後述の補正係数を使った推定値(参考値)としてご覧ください。

📖 ランクイン各社の詳細記事

コンつぁん
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このランキングのデータの読み方

数字の意味をきちんと理解してから使ってほしいので、少し丁寧に解説します。

有価証券報告書(公式データ)をベースに作成

このランキングは、上場企業が金融庁に提出する公式文書「有価証券報告書(有報)」の数値をベースにしています。

  • 毎年金融庁に提出する法定文書
  • 「従業員の状況」欄に全従業員の平均年間給与が記載
  • 賞与・基準外賃金(残業代)をすべて含んだ実額
  • 各社が公式に開示している公開データ

ただし、有報の数値を読むときは以下の点を押さえておくとよさそうです。

有報年収を読むときの注意点

① 「従業員」のみが対象(役員報酬は含まない)
② 正社員全員の平均なので、30代前半の若手が多い会社は数値が下がる
③ 残業代・賞与はすべて含んだ数値(いわゆる「年収」の概念に近い)

原則として、②の「年齢構成」は以下のような影響があります。

  • 平均年齢が若い会社 → 数値が下がりやすい
  • 平均年齢が高い会社 → 数値が上振れしやすい

ただし建設コンサル業界は各社の平均年齢が40〜45歳に集中しているため、業界内の比較では年齢差による影響はそれほど大きくありません。

非上場3社は補正後推定値を使用

パシコン・八千代・オリコンの3社は非上場のため有価証券報告書がありません。そこで以下の手順で推定値を算出しました。

  1. 上場7社のOpenWork口コミ年収有報年収 を比較
  2. 両者の比率から補正係数(×1.316)を算出
  3. 非上場3社の口コミ年収にこの係数を掛けて推定
会社名 OpenWork口コミ年収(参考) 補正係数 補正後推定値
パシフィックコンサルタンツ 737万円 ×1.316 969万円
八千代エンジニヤリング 657万円 ×1.316 864万円
オリエンタルコンサルタンツ 649万円 ×1.316 854万円
補正係数1.316の意味
上場7社で見ると、有報年収は口コミ年収の平均1.316倍
口コミ投稿者は年齢層・職種が全社員平均より低い傾向にあるため、補正後の方が実態に近いと考えられます。

※ あくまで推定値なので「参考値」として見てもらえたらと思います。

口コミデータとの差が大きい理由

「なんで口コミと有報でこんなに差が出るの?」という疑問に答えると、主な理由は3つです。

理由 説明
① 残業代の扱い 口コミはみなし残業や残業代を含めるか人によってバラバラ。有報は賞与・残業代すべて込みの実額
② 書き込む人の偏り 転職活動中・退職後の若手・中堅が多い。年収の高いシニア層は口コミを書かないことが多い
③ 職種の偏り 技術職より事務・営業職の口コミが多い場合、技術職(年収高め)の実態が反映されにくい

つまり、口コミデータは「実態より低め」に出やすい構造になっています。

サルパイセン
サルパイセン

転職情報を調べるときは口コミだけでなく、式の有報数値もあわせて確認するのがおすすめだ!

年収が高い会社の実態を解説

「CTIが995万円って高すぎじゃない?」と思った方もいるかもしれません。実は建設コンサルの年収が高くなるのには理由があります。順番に見ていきましょう。

残業代はほとんどの会社で100%支給される

建設コンサルタントの残業事情をまず整理すると。

  • プロジェクトの繁忙期に残業が集中しやすい
  • 年度末の3月前後・入札シーズンは特に過酷
  • 月40〜60時間の残業も珍しくない
業界全体の特徴:残業代100%支給
✅ 実残業時間分がそのまま支給される会社が大半
✅ みなし残業・固定残業代を採用する会社は少数派
✅ 建設業界の中でも比較的恵まれた特徴

その結果、有価証券報告書の年収には残業代分が実額で含まれているのがポイントです。

残業時間によって年収は数十万円変動する
・月20時間残業の人 と 月60時間残業の人 → 同じ会社・役職でも年収に差
・「995万円」も、社員の平均的な残業時間込みの実績値
・残業が少ない年は、その分平均年収も下がる構造

技術士手当(月1〜3万円)が地味に効く

建設コンサルタントには「技術士」という国家資格があります。

  • 道路・河川・都市計画など、各分野の最高峰の資格
  • 取得すると資格手当が付く会社が大半
  • 金額は会社によって月1〜3万円程度とバラつきあり

採用情報・口コミから10社の状況を整理しました。

会社 技術士手当 出典
建設技術研究所(CTI) 月3万円(年36万円) 口コミ
パシフィックコンサルタンツ 月額手当なし 口コミ
日本工営 月5,000円(年6万円) 口コミ
八千代エンジニヤリング 月2.3万円(年27.6万円) 口コミ
オリエンタルコンサルタンツ 月額手当あり・金額非公表 採用ページ
NJS 制度あり・金額非公表 採用ページ
日水コン 技術手当あり・金額非公表 口コミ
アジア航測 月2.2万円(年26.4万円)/技術士補 月2,000円 口コミ
応用地質 基本給に資格手当を組み込み 採用ページ
長大 技術資格手当あり・金額非公表 採用ページ

※「口コミ」はOpenWork等の従業員投稿、「採用ページ」は各社公式の採用情報を参照。金額は時期によって変動する可能性があります。最新情報は転職・就職前に念のためご確認いただけると安心です。

10社を見比べると、ハッキリと差が出ました。

  • 👑 CTI(月3万円)が最高水準
  • 八千代エンジニヤリング・アジア航測が月2万円台で続く
  • 💡 日本工営は月5,000円と業界水準より1万円以上安い(口コミ)
  • パシコンは月額の資格手当を支給しないスタイル
👉 「手当の金額」だけで会社を判断せず、基本給込みの総額で比較するのがおすすめです。

大手では技術士の保有率が高く(管理職クラスはほぼ全員保有)、これが平均年収を押し上げる一因。転職・就職後は早めの取得を目指すと、年収アップにつながりやすいですよ。

時給換算すると意外と差がない?

業界全体で残業代が100%支給されるぶん、年収が高い=それだけ長時間働いているという側面もあります。年収と月残業時間の組み合わせで時給単価がどう変わるかを、マトリックスで見てみましょう。

📊 年収 × 月残業時間 別の時給換算

※所定労働時間1,920h(8h×20日×12ヶ月)+月残業×12hで年間労働時間を算出。

年収\月残業 40h 45h 50h 55h
1,000万円 4,167円 4,065円 3,968円 3,876円
900万円 3,750円 3,659円 3,571円 3,488円
800万円 3,333円 3,252円 3,175円 3,101円
700万円 2,917円 2,846円 2,778円 2,713円

📊 参考:業界平均・全産業平均との比較

区分 年収 月残業 時給換算
建設コンサル業界平均 575万円 月30h程度 約2,522円
全産業平均 460万円 月10h程度 約2,255円
💡 現役大手社員から見たリアル
✅ 大手の年収レンジ(700〜900万円・月40〜55h残業)の時給単価は2,700〜3,800円
✅ 年収レンジは1,000万円以上もあるが、ここに該当するのは多くが管理職。管理職は残業代の対象外なので、実際の時給単価はマトリックスより安くなりやすい
✅ 体感としては、大手でも30代の時給単価は高くて3,000円台前半が現実的
✅ 全産業平均(約2,255円)と比べて1,000円も高くない

時給単価を本気で上げるなら「コンサルファーム」への転職もアリ

戦略・ITなどコンサルファームに転職すると、時給単価が大きく上がるケースもあります。建設コンサルで培った論理思考力・プロジェクト推進力はコンサルファーム側でも評価される強みです。

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時給単価の考え方はとても大切だよ!転職の給与交渉でも役立つよ!

まとめ:年収ランキングの正しい使い方

建設コンサル年収ランキングTOP10を有価証券報告書ベースでまとめました。
改めて振り返ると。

ポイント 内容
1位はCTI(995万円) 残業時間の多さ・技術士手当などが年収を押し上げている
上位3社は900万円超 CTI・パシコン・日本工営は別格の年収水準
業界平均は575万円 全産業平均(460万円)を大きく上回る好待遇
非上場3社は推定値 パシコン・八千代・オリコンは補正後推定値(参考値)なので注意
年収と残業はセットで見る 残業代込みの年収は、残業時間が長い=時給単価は意外と変わらないこともある
⚠️ 年収だけで転職先を選ぶのは危険!
年収ランキングはあくまで「入り口の情報」。実際の転職先選びでは、以下のような観点も合わせて見てみてください。
  • 残業時間
  • 職場環境・社風
  • キャリアパス
  • 働き方の自由度

年収が高い会社が「いい会社」とは限りません。自分のライフスタイルや価値観に合った会社を選ぶことが、長期的な満足度につながります。

本格的に転職・就職を検討されている方は、以下の記事も参考にしてもらえたら嬉しいです。各社の残業・評判・働き方まで掘り下げています。

【免責事項・調査方法について】
本記事の年収データは、各社有価証券報告書・OpenWork口コミ(補正後推定値)をもとに独自に整理したものです。補正後推定値は上場7社の平均補正係数(1.316)を非上場企業に適用した参考値であり、実際の年収とは異なる場合があります。本記事の情報を利用したことによって生じた損害について、当サイトは一切の責任を負いません。

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